INTERVIEW

#海外

「オーストラリアから世界へ」インヴァストの海外事業

インヴァスト・フィナンシャル・サービス(IFS) CEO

ホワイト・ギャビン

インヴァストグループは海外事業を一つの柱としています。今回はグループの海外事業を担っているオーストラリア子会社のInvast Financial Services(以下、IFS)の社長であるギャビンがIFSの事業内容やグループの海外展開について語ります。

1.IFSは何をやっている会社ですか?

IFSは様々なクライアントに金融商品を提供するグローバルビジネスを行っています。これらのクライアントは大きく2つのグループに分類されます。

1つ目はホールセールスと呼ばれ、ヘッジファンド、アセットマネージャー、世界中のリテールブローカレッジが含まれます。
2つ目は、オーストラリアの洗練されたトレーダー(Sophisticated Traders)へCFDの取引を直接行います。

また、インヴァストグループにエンドトゥーエンドのトレーディングソリューションを提供し、現在掲げているビジョンやグローバルミッションを達成できるよう貢献しています。さらに、テクノロジーやインフラストラクチャー、投資銀行との取り決め、ソフトウェアベンダーとの契約等がインヴァストグループの利益になるよう高い水準で実行、維持されていることを確認する役割も果たしております。IFSは多種多様な収益源、クライアントタイプ、クライアントの拠点地域、取引商品をインヴァストグループに提供しており、さらなるグローバルビジネス拡大のための基盤を作っています。

私たちは世界中の何千人ものクライアントにサービスを提供しており、個人の尊重、透明性、誠実性を重視した最高品質のサービスを提供するグローバル企業としての評判をこの業界で築き上げてきました。

2. 世界中には多くのブローカレッジが存在しますが、IFSが選ばれる理由はなんですか?

IFSは日本と欧米の文化が混ざったユニークな体系をしています。私たちは誠実で丁寧な高い品質のサービスを提供する有能かつ多文化なチームであり、クライアントの方々の成功ために真摯に取り組んでいます。

リラックスした文化を持っていますが、とてもプロフェッショナルで、これが私たちの成功の秘訣だと考えています。これらの成功は過去7年間に受賞した数々の世界的な賞が裏付けているのではないかと思います。

3. どの国にクライアントがいますか?

法人クライアントは主に世界中の主要な金融センターに拠点を置いています。取引量約50%をイギリスとその他のヨーロッパの国々が占めており、ドイツ、ギリシャ、キプロス等が含まれます。東京、香港、シンガポール、オーストラリアを含むアジアの主要な金融センターが残りの大部分を占めています。

4. IFSの市場規模は?

市場規模はとても大きいです。
オンラインの取引業界は、1990年代後半の創業以来大きく成長しました。最近のテクノロジーの進歩とライフスタイルや労働環境の変化により、オンライン取引と投資は世界中で大きく成長し続けています。これは、私たちの日本とオーストラリアのリテールビジネスやIFSのブローカレッジクライエントにおいてとても素晴らしい環境であり、グループにとっても大変素晴らしい機会だと思います。

5. IFSの強みはなんですか?

IFSの強みは間違いなくスタッフの経験の深さだと考えています。私たちは主に金融業界トップクラスの投資銀行から採用し、厳選されたスペシャリストのチーム構築に力を注いできました。引き続きグローバルに事業を展開すること、商品とサービスの向上を目標に取り組んでいきます。

また、IFSの成功は、高い品質の商品とソリューションの提供に焦点を当て、公平性、透明性、尊敬を重視しているインヴァストの文化にあると考えており、これらはクライアントと株主にとって長期的な価値を見出すと思います。私たちには、家族を豊かに、クライアントを豊かに、最終的には世界をより良い場所にするために働くという信念が根底にあります。このような素晴らしい文化を持ったグループの一員として働くことができ、とても誇らしく思います。

6. IFSの今後の展開は?

私たちの今後の見通しは非常に有望だと考えています。提供する商品や地域において、法人ブローカレッジの中で引き続き存在を大きくしていきたいと思っています。2021年には少なくともオフィスを1つヨーロッパにオープンする予定です。このオフィスはイギリスやヨーロッパのクライエントへのサービスの提供を目的とし、さらに、アジアに拠点を置いたオフィスに対するヨーロッパ時間でのサポートも行います。

また、商品をより広い資産クラスに拡大し、オーダーメイドの商品も提供していこうと思っています。最後に、金融市場の専門知識を活用して、新しいビジネスを立ち上げ、新しいクライアントベースにアクセスする予定です。

7. 過去にどんな賞をとっていますか?

過去7年間、クライアントの方々がとても熱心にサポートしてくれており、私たちは大変恵まれていると思っています。

同業者もまた、私たちが世界の金融投資ブローカレッジにおいて革新的な役割を果たしていることを高く評価してくれています。その結果、過去数年にわたり、様々な賞を獲得しました。最近では、金融業界ではとても名誉のある以下の賞を受賞しました。

8. 金融業界について教えてください

金融が面白いと思う理由はいくつかありますが、その中でも最も大きな理由は民主的で成果主義な点だと思います(この点について賛成しない人もいますけどね)。

現代の金融業界は全ての人(適切な教育を受けることができる幸運を持っている人)に開かれています。ファイナンスは数字のゲームで、白黒の結果が出ます。もし、金融の才能があったら、経歴に関係なく成功することができます。

9. 海外から見た日本の金融業界は?

日本の金融業界は多くの規制により精査されており、金融市場の管理に関して他の国よりも5年ほど先をいっていると言われています。なので、日本の金融業界が何か特別に向上するべき点はないかと思いますが、日本の良い評判というのを維持することが大切かと思います。

10. 日本のどのような点に興味を持ちましたか?

日本には昔から常に魅了されてきましたし、これからも魅了され続けるかと思います。
18歳の時にシドニーと東京間で行われている “姉妹校” のホームステイプログラムの奨学金を手にすることができ、日本を訪れました。日本に関して特別なパッションを持っていたわけではなく、日本語も話せませんでした。また、当時はインターネットもなかったため、ライフスタイルや文化についてもあまり知りませんでした。

しかし、日本に到着した瞬間から、出会った人々の優しさやフレンドリーさに感激し、人生を変える大きな経験となりました。私たちの文化はとても異なりますが、根底では全く同じだと思っています。ただ、その気付きを適切に伝えることはとても難しいように思います。自分の家から世界の半分離れた場所で得た思いがけない深い繋がりを若い時に経験することができ、私自身とても恵まれていると思います。世界は、自分が達成したいと望んだことが達成できる、とても素晴らしい刺激のある場所であると分かりました。

人生の早い段階でそのような貴重な経験を日本でできたこと、また、その経験を可能にしてくれた日本の多くの人々に心から感謝しています。